自然でない

人間社会はとかく自然とは離れてしまった生活環境になっていますね。

夏の暑さ、冬の寒さもエアコンのおかげで過ごしやすくなっています。

冷蔵技術が進んで、食材もいつまでも腐らず食べることが出来ます。

でも色々な生活を維持するためには、それに従事する人は無理をしなければいけません。

夏の暑い時期に冷凍庫や冷蔵庫に入って長時間作業したり…

夕方から深夜にかけて作業をして明け方に眠りについたり…

通常の生活ではない環境で働かないといけない職場の場合、働く人の健康に影響が出てくるのはある意味仕方がないと言えます。

もともと人間は朝起きて夜寝るように出来ていますし、四季の中で生活するようにもなっています。

これを根底から覆すような生活は、どうしても身体がついていけなくなるのですね。

夜起きて昼間に寝ても疲労回復は不十分になりますし、急激な温度変化を繰り返すと体温調節を狂わせてしまいます。

肩こり、背中のこり、腰痛はもとより、慢性的な倦怠感や冷え症などに悩まされます。

でも、職業によっては仕方がないことがあります。

そうなるとそれを改善するには職業を変えないといけなくなるので、事実上無理でしょう…

だとすると、いかに身体の健康を守っていくかにつきますよね。

疲労回復が出来にくい環境では、早目早目に疲労回復を図らないといけませんし、肩こりや腰痛が出やすい環境では痛みが出る前に対処することを図らないといけませんね。

ぜひご自身が慢性的な疲労を感じていないか注意してみてください。