漢方整体の施術を受けていくと、体調が良くなるのはあたりまえですが、最初の頃は少し変わった身体の変化に気が付く方がいますよ。
身体の変化とは今まで右肩が下がっていたり、右脚が短くなっていたものが、逆に左肩が下がったり、左脚が短くなったりすることです。
少々戸惑う方もいますが、これは不思議なことではありません。
好転反応と呼ぶ人もいますが、これは好転反応ではありません。
好転反応は施術の刺激によって身体が反応してくることを指します。
だるくなったり熱っぽくなったりするのですね。
でもここでの身体の傾きが変化しているのは、隠れた歪みが出てきたためと思っています。
右肩が下がっていると見えていたのは、本来は左肩が下がる歪みであったものが身体の補正によって逆への傾きとなって見た目変化したもの…
少々分かりにくいと思いますが、ようは一つの歪みを解消したためその奥に潜んでいた歪みが浮上してきたものですね。
さらに施術を繰り返すと、この歪みも消失し本当に左右のバランスが整った身体になります。
このように身体は様々な変化をしながら自分自身のバランスを保とうとします。
大切なのはバランスが歪みを含んだバランスにならないように気を付けることです。
整体の施術はニュートラルなバランスを目指して整えていきます。
