痛みなどの不快な症状が消えた後も、時々整体の施術を受けた方が良いと言われますね。
私の施術も同じです。
なぜ?症状がなくなったのならもう施術は必要ないのでは?
また痛くなったらその時受ければ良いのでは?
そんな疑問が出るのが普通です。
確かに施術の効果で自己治癒力が高まり身体が改善していますから、整体はお役御免となります。
でも、そもそもなぜ身体が痛くなったのでしょうか?
今回の痛みが消えたら次に同じような痛みが出るのはいつ?
その疑問が残りませんか。
ひとたび痛くなると何をすることも出来なくなります。
ただ痛みに耐えなければいけません。
そんな事態を回避するには痛みが起こることを事前になくすことが必要です。
完全に消し去ることは無理にしても、かなりの確率で回避させましょう。
人は日々の生活や仕事で身体に無理をしていきます。
それが積もり積もれば身体の不調となって現れてきますよ。
そしていよいよ身体の限界に来ると、辛い症状を引き起こしてきます。
身体のメンテナンスはこの積もり積もったものを解消させるためのものです。
まあ平たく言えば疲労です…
疲労が積もり積もって引き起こす症状は実に多いのですよ。
単純に筋肉が痛んだりするだけじゃありません。
胃腸の不調などは、内臓の疲労が積もり積もったものです。
うつ症や不安症などは、精神的な疲労が積もり積もったものです。
他にも生活習慣病も、倦怠感も疲労が積もり積もった結果ですね。
日々の身体のメンテナンスを行うことは、このような身体の不調を未然に防ぐ意味が大きいのです。
このため早目に疲労の蓄積を防ぐ為の施術が必要になるのですね。