病人の看病や介護をしていると、自分自身の身体が疲労で限界にまで来ているのになかなか自分の身体のケアができない人が多いです。
本人は気が張っていて疲れはあるものの、「大丈夫」と思っているのでしょうが、周りの人が見ると明らかに疲労困憊、体力限界になっているのがわかります。
後は精神力だけで持ちこたえているようなもの。
だけどいつまでも持ちません…
もし自分が寝込んでしまったら、看病や介護はどうなる。
そんな思いもあるでしょう。
けど、自分自身が動けなくなると困るのでしたら、多少時間を融通しても自分自身の身体のケアは行うべきですね。
頭から首、肩、背中、腰、脚に至るまで、見事に石のように硬くなっている状態では、まともに世話は出来ないと思います。
第一、その時の顔は苦痛に歪んで目は充血し顔色は悪くなってます。
いつ時間切れで体力の限界を超えてしまうのか…
そうなったときのリスクの方が大きいはずですよ。
まずは自分自身の身体をリラックスさせて、笑顔で看病や介護ができるようになりましょう。