この一週間ほど厳しい寒さが続いています。
まだ数日は低温状態になりますね。
防寒に注意していても、ちょっと庭に出るとか、ベランダで洗濯物を干すとか長い時間でないためについ防寒が不完全なまま外気に当たってしまうこともあります。
また、仕事などで長時間外にいて冷えてしまうこともあります。
身体が冷えると当然血行が悪くなり、特に抹消の血流が低下します。
身体は寒さから守るために筋肉を硬くして、時には震えたりして熱を生み出そうとします。
その結果異常に硬さが強くなり、身体全体でこりが強くなる状態となります。
暖かい室内に入ると、大部分は筋肉は緩み血行も回復します。
が、時にこりが残ってしまうこともあります。
運動もしていないのに…荷物も運んでないのに…思い当たることがないこりの出現です。
頭から脚まで強い状態ですので、どこに嫌な症状が出ても不思議ではない状態となってしまいますよ。
頭痛、肩こり、背部の違和感、腰痛…
あるいは、めまい、吐き気など一見関係ない症状まで出現します。
改善させるのはさほど難しくはありませんが、こりが原因と気が付き来院するまでに時間がかかる人が多いですね。
寒さは一時的と思われていますので、見過ごしてしまいがちです。
なぜ気分が悪くなったのか、腰が痛くなったのか、吐き気がするのか…
寒さによるこりが原因だと気が付けば改善は早いです。