寝違えで朝起きたら、首が痛くて動かせない…
突然起きますから厄介です。
普段首が動かせず後ろを向けないなんて意識したことはないでしょう。
でもいざ起きるとこれほど不便なことはないです。
車を運転しようにもバックの時の安全確認ができないのです。
家に居てもつい横を向いたり、後ろの物を取ったりするのも大変です。
寝違えもぎっくり腰と同じように突然なんの前触れもなく起きると思われています。
しかし原因はありますよ。
だいたいの方が感じているのは、首や肩のこりです。
そして背中に疲労感を感じていると、いつ起きても不思議ではありません。
疲労が蓄積して筋肉の動きが悪くなっているときに、不安定な状態になるとかなり高い確率で起きてきます。
寝違えが起きたときは、あまりに痛みが強く全く首が動かせないときは、無理に動かすと余計に痛みが増幅します。
触ると首の筋肉が棒のように突っ張った状態で硬くなっているはずです。
これを軟らかくすると改善しますが、無理にゴリゴリやると首の筋肉はとてもデリケートですから、筋肉を痛めてしまいますよ。
しばらくはそっとして、水で冷やしたタオルを当てて痛みの変化を見ましょう。
痛みが和らいで来たら、少しづつ首を動かして可動範囲を広げます。
決していきなりグイッと動かないようにします。
そして徐々に回復させていくようにします。
まあ、寝違えもぎっくり腰も予防が大切で、こりや疲労の段階でケアをしてやれば回避できるものです。
我慢すればするほど危険な状態になりますから、全身の疲労回復と合わせてケアをすると良いですね。