背中は重要

喘息など呼吸器系のトラブルはホントに辛いですよね。

私自身が喘息の経験者ですから、発作が起きた時の辛さは今でも思い出します。

風邪などで体調を崩すと時々発作が牙をむいてきますが、なんとか気管支拡張剤を使わずに改善させています。

呼吸が苦しい時に必ずと言ってよいほど出る現象が背中の強いこりです。

ちょうど左右の肩甲骨の間、背骨を中心としたところのこりがかなり強くなっているはずです。

そして呼吸が苦しいですから、肩をすぼめて背中が張ったような体勢になっていることも多いですね。

これでは余計に呼吸は苦しくなりますよ。

一人では出来にくいですが、この背中のこっているところをほぐしてみましょう。

グイグイと強くならないよう、こっている筋肉を伸ばして軟らかくする感じです。

肩甲骨付近のハリが弱くなってこりが改善してくると呼吸も楽になってきます。

根本的な改善にはもっと専門的な手技が必要ですが、呼吸を楽にして体力を回復させることは出来ます。

ただ、喘息の強い発作が起きている時は、医者から気管支拡張剤や吸入の処方出ているならまずは薬などで一刻も早く発作を止めてくださいね。

慢性的に喘息の発作がある人は、発作が出ていない時でも背中が硬くなっています。

発作がない時にゆっくりと背中をほぐしてあげて発作を起きにくくすることからスタートです。

風邪の初期で熱がない時にも背中をほぐしてあげると回復が早まりますが、これも熱が高くて体力的に低下している時は避けてくださいね。