ほとんどの治療法が自分自身が持っている自己治癒力を使って治していきます。
ですから、自己治癒力を高めることが出来ないと実質治りが遅いとなりますね。
身体が不調になって病院や様々な治療院へ出向くかと思います。
しかし、何回通っても一向に改善しない場合、その治療法が自己治癒力を高めていないと言うことになります。
いつまでそのような治療を続けるかは、治療者の説明と受ける方の判断になります。
治療者がその判断をしてくれれば良いのですが、なかなかそれはなされないのが実情です。
一週間に数回も通い、すでに1カ月以上も通っている場合など、症状の改善がないのであれば見直すことは必要ですよ。
そのことについて治療者が納得できる説明をしていれば別ですが、原因や今後の予想を説明できないのであれば、他の治療法を探した方が良いと思います。
痛みなどの症状が起きている原因がかなり複雑な時は、それなりの期間は必要となります。
このような場合でも、何がしか身体にとって楽になる傾向が出ていないといけません。
あらかじめ治療者から「10回程度行っても症状の改善は難しいので、20回程度は考えてくれ」などの回数の目安が出されていればそれに沿って受けるべきですね。
一番悪いのは症状が一向に改善しないのに通い続けていくことです。
治療内容がその方の症状や原因に合っていないことが考えられます。
治療法は万能なものはありませんからね。