数年前の捻挫から腰痛へ

腰痛で来院された方の全身を調べてみて気が付いたのは、腰の問題ではないことです。

確かに痛みは腰に出ていますし身体の歪みも出ています。

しかし脚の筋肉の硬さに左右差がひどく出ているので、過去の怪我などをお聞きしました。

すると昔捻挫をしてしまい、その時は湿布などで治療を行って一応痛みも取れたので、そのままにしているということでした。

足首を確認すると、明らかに左右での関節の可動域が違っています。

腰痛が出だしたのが捻挫をした後1年後くらいからだそうです。

全身での施術に腰と足首へのアプローチを加え、足首の可動域を同じにして脚の筋肉のこりを取り除くと、その時はたいして腰痛への変化は見られませんでした。

施術3回目くらいで腰痛は消滅し、感じる身体の不都合はなくなりましたが、足首の可動域はまだ不十分な状態です。

その後施術を行なっての経過では腰痛は全く出ておらず、足首の可動域もほぼ左右差がなくなるくらいで整えて、脚のこりも消えています。

一見腰痛で、腰に問題がありそうですが、脚に問題がある場合は体重を支えていますので、すぐに左右での体重のバランスが崩れてしまいます。

左右の足どちらかに体重がよりかかっている状態となってしまい、徐々に足首、膝、腰へと影響が出てきます。

捻挫など足首の怪我をした場合は、しかりと治すことが重要です。

そして足首の可動域を正常にするリハビリも行っていかないと、数年後に予期しない痛みに襲われることもありますよ。