整体の施術を受けて嫌な症状が改善しても、その状態を維持しないと意味がありませんね。
楽になって、痛みが出て、楽になって、痛みが出て…
繰り返すとそのうち嫌になってきます。
楽な状態を維持するためには何が必要か・・・
それは、『疲労を蓄積させない』ことです。
こりは疲労によって出来、そして強くなります。
疲労がない状態ではこりは存在しなく、身体は楽です。
しかし疲労は日々仕事や生活を行なえば必ず出てきます。
疲れない人はいませんから…
重要なのは疲れてもその疲れを持ち越さないことですね。
その日の疲れはその日の夜に解消させしまうことです。
でもこれは、と~っても難しいことです。
たいていの場合、朝起きた時から疲れを感じていることが多いはずです。
その状態では疲労は持ち越されています。
夜の睡眠で疲労を解消させるには、当たりまえですが睡眠の質を良くしなければいけません。
漢方整体の施術は、この睡眠の質を良くするために、心と身体をリラックスさせるものです。
そう言うと、慰安目的の施術と思われがちです。
まあ、慰安要素も入っていますが、主なものは身体の巡りを良くすることで疲労が抜けやすく睡眠に入りやすい状態を作り上げるのですね。
ですから、施術中寝ていください。
施術も痛みを伴うことは行いません。
ゆっくりと身体の巡りを良くしていきます。
そして定期的に施術を受けることで、良い状態を維持することができます。
痛いから施術を受けるのではなく、良い状態を維持するために施術を受けるのが、漢方整体の本当の施術目的ですよ。