身体に大きな力が加わった時……事故などですね。
その時にかかる物理的な力は人間の身体にとって計り知れない強い力となります。
時には命の危険さえあります。
命の危険までいかなくても、大きな衝撃を受けた時にはまずは外傷を治すのが最優先ですね。
打ち身や擦り傷切り傷など、骨に骨折やヒビが入ってないか等など。
そのような外傷が治った後、やってくるのがムチウチ症の後遺症などです。
すぐに発症する人もいれば、かなり時間が経ってから影響が出る人もいます。
いったん完治したと思われても、数年後に嫌な症状に悩まされる人も結構います。
また、同時に身体全体のこりはかなり強烈にしつこいです。
当たり前ですが、身体に衝撃を受けた時全身が硬直して身体を守ろうとします。
その記憶は脳にしっかりと刻み込まれてしまいます。
なにせ脳からすると想定外の衝撃が襲ってきたのですから、無意識に身体を守る指令は出っぱなしですね。
事故から1カ月以上経っても全身のこりが強く、首や腕が動きにくいし動かすと筋肉がきしむような感じがします。
これをほっとくと、いつまでも硬いままになることもあります。
この脳からの指令の解除は整体でも少し時間がかかりますよ。
一度全身リラックスさせても、再びカチカチになります。
でも、改善は十分可能ですから、あせらずじっくりと改善させることが重要になりますね。