身体を巡ると言う考え方

西洋医学的考えとか漢方医学的考えとか、とかく引き合いに出して考えますが、どちらかが良くてどちらかが間違っていると言うようなことはありません。

視点が異なっているだけです。

漢方医学で言っている、気・血の巡りと言うことを、胡散臭いと思うのか、なるほどと思うのかは人それぞれですが、実際に身体を巡っているものは血液やリンパ液など存在しています。

そしてそれらが滞ると身体に問題が発生することも同じです。

ただ漢方医学の場合は、気という見えないものも身体を巡っているとしているので捉え方が難しいとなります。

しかし生命エネルギーとして考えると、目に見えなくても不思議ではなくなりますよね。

重要なのは身体には循環して、健康を維持しているものが存在していると言うことです。

その巡りが損なわれたとき、健康に不都合が生じて病などになってしまうのですね。

漢方医学ではまずはこの生命エネルギーの巡りを良くすることが必要と考えていますから、部分的な個所よりも全体的な巡りを考えていきます。

特に私の施術は頭から脚までの巡りを良くする操作が必ず入ります。

そのうえでまだ部分的に巡りを妨げている所を改善していきます。

そうすると大きな流れが復活してきますので、様々な症状が改善していくのですね。

なぜ腰が痛いのに、頭から施術するの?

首が痛いのに、脚を施術するの?

そんな疑問は大きな巡りの改善と言うことで説明しています。