急ではない

首・肩・背中・腰とこりが強くなっていずれ痛みが出ます。

急に痛みが襲ってくると思いがちですが、急ではありません。

急な痛みと言うのは、物理的に衝撃を受けた時などに起きます。

つまり、ぶつけた、捻ったなどですね。

そんなことがないのに痛んでくるのは、たいてい気が付いていない前兆があります。

疲労の蓄積⇒こりが発生して強くなる⇒身体がかばって他の所へもこりが発生⇒いわゆる身体の歪みが発生⇒痛みの発生⇒耐えがたい痛みに変化

と言うことになりますよ。

実際はこんなに単純ではありませんが、結局は疲労を放置しているとそのうち痛みが出てしまうと言うことです。

毎日の仕事、生活で必ず疲労は出ます。

疲れない人は絶対いません。

疲れが溜まってもまだ身体は我慢できてしまうのが問題なのです。

過労と言う状態になると、すでにかなり強いこりが出ているはずです。

それでもまだ多くの人が我慢します。

やがて痛みが出るようになって初めて対処法を探します。

痛みをすぐに解消させることが出来れば良いのですが、1回の施術で解消させるのはかなり難しいです。

俗に言われる「ゴッドハンド」と呼ばれる施術者も1回で全ての痛みを取り除くことは出来ません。

どうしても長い時間かけて作り上げた身体の歪みとこりを取り除くのには、それ相応の回数・時間が必要になりますよ。

大切なことは痛みが出るまで放置しないことです。

疲労やこりの段階なら、1回の施術で疲労回復させてしまえるので嫌な痛みは出てきませんね。

日頃からの身体のケアは自分自身の生活を快適にするためのものです。