精神疲労は脳の疲労

さして肉体を酷使したわけでもなく、生活習慣も乱れないように注意しているのに、なぜか疲れが抜けないことがあります。

現代はストレス社会と言われているように、精神的な疲労で疲れを感じることが多くなっているのも事実ですね。

身体は脳が司令塔になって動かしています。

精神的な疲労は脳が疲労しているにほかなりません。

筋肉の疲労なら、腰や肩など部分的な場所で疲労感が出ますが、脳が疲労してしまうと身体全体で不都合が起きてきます。

よく言う、自律神経の不調です。

内臓の疲労も同じように全身の疲労感が出ますが、こちらは暴飲暴食などなど生活習慣の乱れが大きな遠因となりますから、本人が大体察しが付くでしょう…

脳が疲労する場合、疲労を感じたらかなり疲労の蓄積があるように思えます。

すでに倦怠感ややる気の低下、うつ状態などの症状が出ているはずですね。

原因はストレスですから、ストレスを無くせば良いわけです。

でも、ストレスを無くすことって可能でしょうか?

まずは不可能と思えますが…

では、ストレスを克服することは?

これもどうでしょう。

そんな強い精神力があれば疲労感などでないのでは。

一番実現可能なのは、受けたストレスを早めに逃がすことでしょうね。

日々ストレスは襲ってきます。

それを蓄積さないように、逃がしていければあまり大きな問題が出なくて済みますね。

漢方整体では脳の疲労を取り除くには、やはり身体を使っていきます。

脳は身体の司令塔ですが、身体からの刺激は脳へ伝わります。

心地よい刺激も、強い刺激も、痛みもすべて脳が感知していきますね。

心地よい刺激を頭や身体に与えながら疲労を取り除くのが最も効果的と言えます。

継続して行うことで、次第に精神的にも明るく、前向きな思考になってきますよ。