慢性的な不調は脳が感じていない

苦痛を感じると、脳はストレスが強くなります。

何とかそのストレスから解放されようとして、苦痛を感じなくしてしまうことがあります。

慢性的なこりがあるのに本人はこった感覚がないのはこのためです。

困ったことに、こった状態が普通の状態と感じてしまうので、こっていない状態がほぼなくなってしまいます。

いつもこっているのにこってないと思い込んでまた無理をしてしまいます。

こうなると次にはかなり強い症状が出ることが多いので、その時にあわてて病院などに駆け込むことになります。

でも、検査しても異常なし・・・

なんて言われてしまう方も多いことでしょう。

しかし、こりはしっかり存在しています。

つまりは疲労はかなり深刻な状態となって身体に居座っているわけですよね。

ですから、なんとなく身体が思わしくないと感じています。

痛みやしびれなどなら分かりやすいのでしょうけど、なんとなくの不調は分かりにくいですよ。

寝ても朝から疲れていませんか?

これをほったらかすと後でかなり苦しむことになります。

もちろんこの状態は病気と言えないので、せいぜい栄養ドリンクを飲んだりサプリメントを服用したりでしのごうとします。

でも、栄養ドリンクやサプリメントは根本的な疲労回復にはなりません。

朝起きたときにスッキリと身体が動きやすい状態にすること。

つまりは夜しっかりと寝て疲労を回復させること。

これができているかどうかです。

身体をしっかりと眠れる状態にしましょう。