経絡という言葉は結構聞きますよね。
経絡秘孔なんていうのが昔流行りました。
経絡は気の流れ道と言われていますが、実施に目で見ることは出来ません。
解剖しても経絡と呼ばれるものは出てこないのですね。
この為、医学では経絡は否定されています。
しかし気の流れがあるとしたほうが納得できることもあります。
東洋医学では気の流れや経絡を否定せず、目には見えないが存在していると考えています。
働きとして考えに取り入れると分かりやすいかもしれません。
経絡は身体の表面に近い所に存在して、経穴(ツボ)と呼ばれるところで内臓とつながっています。
ですから経絡上にあるツボを刺激すると、該当する内臓に影響を出すことが出来ます。
ピンポイントでツボを刺激する方法もありますが、経絡と言う流れを刺激して気の巡りを全身で良くする方法もあります。
漢方整体の施術は後者の方法が主になります。
気の流れを良くすると、影響は全身に及びますから身体の色々なところで起きている不調を一度に改善することが可能になるのですね。
気の流れ同様、経絡もあると考えて施術を行うとさまざまな症状が早く改善できます。