整体の施術を受ける人の多くは、肩こりや腰痛です。
でも、本当に肩や腰に問題があるかとなると、そうではないことが多いです。
身体の現象として腰が痛んでいることや肩のこりが酷くなっていることが多いのです。
ですから肩をもんでも、腰を押さえても症状が改善しないのです。
原因が首にあったり、背中にあったりする場合もあります。
大切なのは身体の巡りです。
まあ気の流れと言うと、とらえどころがなくとたんに胡散臭く聞こえます。
いまだかつて気を実際に見た人もなく、身体の中を巡る気を確認した人もいませんね。
でも、気の流れを良くする操作をするとなぜか身体が軽くなり、楽になります。
気の概念を取り入れると、身体の不調個所を改善するのに部分的なとらえ方をしないので、色々な症状が出ている人にも対応出来てきます。
もちろん気の滞りがどこで起きているかは身体の状態で判断しないといけませんが…
一つ一つの症状より、今の身体の状態で判断して行くのが漢方医学の考え方です。
