正常と異常

たいていの場合、身体の不具合は養生していれば自然に回復してしまいます。

人には自己治癒力が備わっていますから、怪我にしても病気にしても自然に治って行くものですね。

でも、あまりにひどくなるとそうもいかなくなります。

いくら休んでも、薬を使っても改善してくれない…

そんな時は、自己治癒力では対処できないか、自己治癒力が低下しているかになりますね。

こうなると治ると思っていた不具合がいつまでたっても治らず、しまいには精神的にも辛くなります。

自分自身ではどうにもならなくなっていますから、他の手助けが必要不可欠になります。

それが整体の施術になりますよ。

整体の施術は自分自身の自己治癒力を正常にして回復させるものです。

いかにその人の治癒力を引き上げて早く楽にしてあげるかが、施術者の良し悪しになります。

自己治癒力が低下している時には、たいてい身体に強いこりが出ています。

これは通常の状態ではないと言うことです。

これを通常の状態に戻してあげると、自己治癒力が発揮されてきます。

良く言われる身体の歪みというものも同じですね。

通常の状態でないわけです。

歪みを取る=通常の状態に近づけることです。

腰痛でも頭痛でも背部痛でも精神的なうつ症でも同じですよ。

通常の状態でない状態を通常の状態にしていく…

異常な状態を正常な状態にしていく…

これが整体の施術なのですね。