心と身体

心と身体は別々なものではありません。

なんて…当たり前のことですが…

でも整体の落とし穴は身体にばかり目が行ってしまうことです。

肩がこる、腰が痛い、背中が痛いなど筋肉や骨格のことが気になってしまい、そこにフォーカスして原因や調整を行うことが多いのです。

でも、身体のみを調整してもあまり効果が出ない症状が意外と多いのですね。

身体がこる、腰が痛くなるなど一見筋肉に問題があるような症状も、心に問題がある場合が多く、精神的な原因が潜んでいる場合があります。

よくストレスによる腰痛なんて聞きますが、まさにストレスが身体に及ぼす影響は計りしれませんね。

もちろん身体をリラックスさせることは、精神をリラックスさせることにも繋がりますし、逆に精神をリラックスさせると身体もリラックスしてきます。

心と身体は相互に連携している訳ですね。

心がふさぎこんでいる時とか不安な時は背中の筋肉もこりが強く出ていますし、頭も硬く張ったようになっています。

頭の中の巡りも悪くなって思考も一貫性がなくなってきます。

ただ不安になったり、夜寝れなくなったり、感情の起伏が大きくなったり…

そうなると身体のどこで不調が出ても不思議ではなく、胃腸など内臓も動きが悪くなってきます。

身体のこりなど不調の原因を突き詰めていくと、結構な確率で精神的な問題が出てきます。

その為私の整体の施術は身体を改善させることはもとより、精神的なリラックスを与えるような施術を行わないと本当の改善は見られないと思っています。