古傷

以前痛めたところが後々痛みだすことってありますか?

痛まないまでも、違和感を伴ってどうもしっくりこないなんてことはよく聞きます。

しかし古傷が原因で新たに別な個所が痛みだすことがあり、これが厄介なことになったりします。

人間痛んでいる個所をかばって日常動こうとします。

そうなると無意識に動きがおかしくなり、筋肉にとって部分的な疲労が強く出てしまいます。

そのまま放置していると、疲労を起こしている筋肉がこりとなり、痛みを伴って動きが余計に不自然になってしまいますね。

たとえば以前左膝を痛めた方が、突然右腰が痛くなったり、右脚が痛くなったりします。

左膝の痛みはさほど気になっておらず、右腰や右脚に原因があると思ってしまうのです。

右の痛む個所に湿布を貼ったり、薬をぬっても一向に回復する気配がありません…

当たり前ですが、原因が左膝ですからいくら右を治療しても回復しませんよね。

もう数十年の前に怪我したことだから、まさか今頃になって…なんて思います。

けどこのようなケースはかなり多いのですね。

交通事故のムチウチなどは特に年数がたっても影響を出してきます。

首だけではなく、腰痛や背部痛、頭痛など時を経て出現させてくる場合があります。

古傷であっても完治している訳ではないと思います。

違和感があるのでしたら、しっかりと治療して未来に影響が出ないようにしていくべきですね。