最近の疲労についての考え方

様々な不快な症状の原因となるのが疲労です。

疲労には、筋肉疲労、内臓疲労、精神疲労(脳疲労)があります。

しかし先日のテレビで、疲労についての専門家が最近の研究では脳の疲労がすべてだと言うことが分かってきたと言うのです。

脳が疲れるから身体や内臓が疲れるのだそうです。

脳でも自律神経の疲労が原因となるとのこと…

自律神経は身体の生命維持をコントロールしている神経系です。

心臓の鼓動も体温の維持も内臓の働きも、意思に関係なく生命を維持してくれる重要な神経系です。

この自律神経が疲労することによって、身体の全てが疲労状態になってきます。

筋肉も内臓も不調になり、精神的にも問題が発生してきます。

そして自律神経の疲労は栄養ドリンクやエナジードリンクでは回復しないのです。

ドリンク剤に入っているカフェインやわずかなアルコールが、興奮剤になり疲労が回復したかのように感じるだけだというのですね。

そしてこれらのドリンク剤を飲みすぎると後から余計に身体へのダメージが出てくるようです。

疲労の回復はリラックスと睡眠でしかないわけですね。

質の良い睡眠がいかに疲労回復つながるかが医学的に証明されてきているそうですよ。

でも、整体では理論化はされていませんがかなり前から夜ぐっすりと眠れるために身体をリラックスさせて疲労回復を図るということを施術の目的にしています。

まあ、経験の積み重ねと言うものですね。