急性と慢性

痛みには急性の痛みと慢性の痛みがあります。

何かの原因で急な痛みが襲ってくるもの、激痛を伴ったりします。

これを急性の痛みと呼んでます。

慢性の痛みは、痛みが反復して長期間起きているものですね。

腰痛だと、何年も悩んでいる痛みは慢性の腰痛。

ぎっくり腰など急に起きてしまうものは急性の腰痛となります。

同じ腰痛ですけれど、別物と考えて良いでしょう。

でも、原因が全く別かというとそうでもなく、慢性腰痛の延長線上に急性の腰痛があったりします。

普段から鈍い腰痛を持っている方は、たいていの場合原因は不明とされています。

原因がはっきりしていれば、治療出来ていますよね。

慢性腰痛の方で、たいていの方は強いこりが腰や背中の筋肉に出ています。

つまりは筋肉が疲労しているのですね。

疲労の蓄積がこりを強くして、痛みを起こしている。

このように私は考えています。

急性の腰痛も最初は筋肉疲労から始まると思います。

疲労がピークを越えても改善されないまま、かなり強いこりが発生しているはずです。

そして…何かきっかけとなる動きが加われば…グキッとなって激痛が走ります。

もし普段からの筋肉疲労をケアしておけば、慢性の腰痛も防げたかもしれませんし、急性の腰痛は回避出来たと思っていますよ。

日々疲労は必ず蓄積してきます。

これを放置すかきちんとケアするかどうかで、いずれやってくる腰痛に合うかどうかが決まると考えています。

誰も痛くはなりたくはないです。

だとすると痛くなる前に、対処しておくことが必要です。