慢性的な頭痛で頭痛薬が手放せない方がよく施術に来られます。
多くの場合は、首や肩のこりが強くなってしまい、そのことが直接的な原因になる頭痛です。
しかし、いくつかの整体や治療院に行っても改善しない頭痛もありますね。
もちろん頭痛の場合はまずは必ず病院に行って検査してもらうのが大前提です。
そのうえで原因がはっきりせず、頭痛薬のみを処方されている場合などは、患者さんにとっては不安で仕方がないですね。
数日で治まればよいのですが、完全に慢性化してしまうとだんだん生活にも支障が出て、仕事や学校へ行けず、その悩みは甚大です。
首や肩のこりが直接的な原因であれば、こりを取り除けば頭痛は徐々に消滅していきます。
しかし首や肩のこりを取り除いても変化しない頭痛には、ストレス性のものが潜んでいると言えます。
ストレスと言うと、すぐに嫌なことを思い浮かべて、会社に行くのがいやなのか?
あるいは学校がいやなのか?
そんな考えになってしまいますね。
でも、ストレス=嫌なことではありませんよ。
自分がやりがいを持って集中してやっているときでも、身体はストレスを受けています。
本人が気が付いていないだけです。
そう、この本人が気が付いていないストレスが結構頭痛の原因として出てきます。
集中してやっている時には、当然こりも強く出ていたりします。
一見こりによる頭痛かと思えます。
でも、このような場合には、身体のこりを取るのと一緒に頭部へのアプローチを行って、精神的な改善を行う必要があります。
もちろん、全身でのこりの状態を改善することは当たりまえですね。
このような考え方で施術を行なっていくと、数回の施術で頭痛は消え去っていきます。
後は身体のケアを行って、再び頭痛で悩まないようにしていくと良いですね。