せっかくの養生が無駄になってしまう

身体に不調があって整体を受けることはよくあることです。

施術後症状が楽になって、数回受けるとほとんど症状は消えうせます。

しかしまだ完全ではありませんよ。

ここで油断すると、元のもくあみ…になってしまうこともあります。

整体に限らず、病院へ行って薬をもらった時、最初は身体が辛いので薬をしっかりと用法容量を守って飲みますね。

数日もすると症状が消えて元気になります。

医師から「症状が消えてもしばらくは薬を飲んでください」と指示が出ていても、自己判断で症状が消えたら飲まなくなることってありますよね。

でも、飲まなくなって数日すると再び症状が出始める…

そうです、治ったと思っていたのが実はまだ治っていなかったのです。

薬が効いて症状が抑えられていたり、細菌類がほとんど死滅した状態になっていたのが薬を飲まなくなった途端、再び悪化の方向へ舵を切ったのです。

整体も筋肉がほぐれたり、身体がリラックスして軽くなったりすると症状が消えてきます。

でも、この状態は本物ではありません。

大切なのは完全に身体の調子が良くなって、その状態を維持することです。

不調になって、改善して、また不調になって、改善し、また・・・

この繰り返しは起こさないに越したことがありませんよ。

施術効果が出にくくなることもあります。

養生するときには徹底して養生しましょう。